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2014年03月11日 12:38  テクニカル指標の見方 その1 パラボリック

システムトレード(以下シストレ)のロジックには、大多数でテクニカル指標が使われています。その見方を知って、シストレに生かしていただけるよう、私“シストレ父さん”がテクニカル指標について解説して行きます。

今回のテクニカル指標は、パラボリックタイムプライスです。
一般的にパラボリックと呼ばれていて、RSIと同じく、J・W・ワイルダーによって開発されたテクニカル指標です。

チャート画像

図にピンク色表記されている「SAR(Stop And Revers Point)」というラインを用いて売買サインを示します。

拡大チャート画像

パラボリックはトレンドフォロー(順張り)の手法で、トレンド部分を大きく取ることを目的としています。
SARがローソク足とともに描かれ、価格がSARより上にあれば買い、下なら売りのポジションを持ちます。そして価格がSARを抜けた場合には、ポジションを反転させる「途転(ドテン)」のシステムです。
前のローソク足でSARが計算されており、終値が確定以前でも高値または安値で反転の判定をすることが特徴です。
反転するとSARの表示もローソク足の上から下、下から上へと切り替わります。

ウィークポイントは、ボックス相場では頻繁にシグナルが出てしまいダマシとなりやすいことです。
これはトレンドフォロー型共通のウィークポイントではありますが・・・

ご自身で計算する機会は無いかもしれませんが、知っていると使い方に一捻りできるかも知れませんので、計算式を紹介します。興味を持っていいただけると嬉しいです。

次ローソク足のSAR = ( EP - 現ローソク足のSAR ) × AF + 現ローソク足のSAR
EP:
イクストリーム・ポイント(買いポジション保有間の最高値、売りポジション保有間の最安値)
AF:
アクセレーション・ファクター(加速因数)
AFには、初期加速因数(0.02)と増加加速因数(0.02)、加速因数上限(0.2) があります。
期間中にEPが更新される度に増加加速因数を加算していきます。

作成要素の中に、AF値という加速因数があります。これは、上昇トレンドでも下降トレンドでも永久に継続することはなく、トレンドは加速の後、終焉するという前提のもとに計算に組み込まれ、先行する価格にSARが次第に追つくように計算されます。

FXでのお奨め!?使用法
ストップ・アンド・リバースとは言うものの、ローソク足の長いひげが頻繁に出るFXでは、途転システムとするとダマシが多くなりがちです。買い方針・売り方針をパラボリックで判定して、短期のRSIやストキャスティクスでエントリーのタイミングを決める。などしてダマシを減らす使い方をお奨めします。

参考:パラボナアンテナ

【参考】
パラボリックとは、「放物線状の」という意味で、反転の境目となるポイント「ストップ・アンド・リバース」(SAR)が、チャート上に記入されると、放物線の形となることからこう呼ばれています。
衛星放送や衛星通信用のパラボラアンテナも、電波を集めるための反射板(お皿の部分)が放物線の形をした曲面でできていることからその名が付いているそうです。

シストレ父さんとは?営業マン時代にマーケット情報の不公平さと、上司の相場下手に嫌気がさし、テクニカル分析、システムトレードと歩みを進めてもうすぐ四半世紀の、相場好きシストレ好きお酒好きの中年男です。
相場について、シストレについて、私の知る限りをサイト訪問いただいた方に、お伝えできればと思っています。よろしくお願いします。

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