複数の戦略を組合せる

相場のトレンドがはっきりしている時や、レンジ相場が継続している時など、明らかに今後もその流れが続く予想できる場合には、その相場にあった戦略を選べば良いのですが、実際の相場はそう簡単ではありません。

そこで、今の相場が続くあるいは近いうちに変わると想定した上で、それぞれの相場で力を発揮する戦略を組合せて運用することは、損失を抑えて利益を伸ばすためには効果が高いと考えられます。

このことは、シストレの使い方 入門編の「ポートフォリオ」で具体的に説明しています。

複数の戦略を同時に運用する場合は、同じ性質の戦略を3つ4つと組合せるよりも、相場が変化した場合に備えて異なる性質の戦略を組合せたほうが収支は安定するでしょう。

前に解説したシステムの基本戦略は、短期/長期逆張り/順張りの4つでした。短期での逆張り/順張りでは性質が真逆であるため、勝ち負け相殺となりかえって運用が非効率になることがありますので、時間軸や通貨ペアの違うものを選んだほうが効果的です。
例えば短期で逆張りなら、長期では順張りで運用しておく、短期で順張りなら、長期で逆張りも運用しておくといった具合です。

  1. 例1

    • 短期
      逆張り
    • 長期
      順張り
  2. 例2

    • 短期
      順張り
    • 長期
      逆張り

なお、短期のものと長期のものは、利益や損失の大きさがそもそも異なります。短期の方が利益/損失とも小さくなりますので、運用ロット数は、短期と長期では一致しない事が多いでしょう。短期の戦略の数が3つ、長期の戦略は1つといった組合せになることもあるはずです。

初心者は、複数の戦略を組合せてもロットは最小でスタートし、トレードタイミングや成績を見ながら慣れていくことをお勧めします。理解を深めながら、ロットを増やしていくのが良いでしょう。

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